６月は梅雨の季節。
街中や公園では雨水に滴るアジサイが彩り、
いつ止むともわからない雨に洗濯物が乾かず部屋干し
高い湿度で発生するカビや食中毒に注意する毎日。
近年の６月の光景が今年はあまり見られないな、と思っていたら、
なんと昨日(6/27）もう東海地方は梅雨明けしたとのこと。
思い返すと毎年、七夕の夜は雨雲に覆われて天の川が見られない
もうすぐ海の日なのにまだ雨が降り続いている、
といった感想を持っていたイメージなので、
今年は本当に梅雨明けの早さに驚きます。
この異例に早い梅雨明けはラニーニャ現象と偏西風が原因のようです。
今年は太平洋の赤道近くで吹く貿易風が例年より強いため、
西太平洋の海面水温が上昇し、東南アジアで積乱雲が発生しやすくなった影響で
北半球の太平洋高気圧の勢力が強まった（ラニーニャ現象）のと、
偏西風が例年より北側を通っているため、
梅雨前線を押し上げる要因になっているのだとか。
建設会社にとって、長雨は工期のスケジュールに狂いが生じやすい要因なので、
梅雨が明けてくれるのはありがたいのですが、
６月にしてもうすでにやってきている多湿に酷暑は、
現場作業員の体力を奪い、体調を崩しやすくするので、
これまたやっかいな季節の到来です。
水分や塩分補助食品、冷却用手ぬぐいや空調作業着など、
暑さ対策グッズを急ぎ準備し、各現場に配布しています。
今年の夏は例年以上に長くなりそうなので、
しっかり対策を行い、無事故で現場が進められるよう行ってまいります！
皆様もどうぞお気を付けください。
